あえて硬めのシート

安全性と快適性を追求した、

少し硬めのシート。

国産車にお乗りの方がフォルクスワーゲンのシートに初めて座ると、少し硬いと感じるかもしれません。 これは長時間の運転や渋滞などの状況でも、身体の疲労度が少ないことを求めたものです。 柔らかいシートは、座った瞬間こそフカフカのソファのようで心地よいのですが、同じ姿勢を長く取っていると辛くなることもあります。 前後左右上下に動くクルマのシートとしては、上体が動いて疲れが増してしまうのです。 フォルクスワーゲンのシートは、ドライブ中の身体をしっかりと支え、正しい姿勢で運転することを考慮しています。

シートの硬さとホールド感を長期にわたって維持するため、「鉄の尻」を乗せた耐久性テストを行っています。 人間のお尻の形をした重さ60〜70kgの鉄の塊をシートに乗せ、10万km走行に相当する機械テストを実施。 さらに、テストドライバーによる1万kmの実走行テストを実施します。 1cm以上の落ち込みがあったものは不合格になります。